シートを追加する方法と、追加したシートの名前を変更する方法について説明しています。
シートの追加
シートを追加する方法は「Worksheets.Add」メソッドを使用します。
’シートの追加
Worksheets.Add
単純に「Worksheets.Add」を実行するとアクティブシートの手前にシートが追加されます。
「Sheet1」の手前に「Sheet2」が作成されました。
先頭にシートを追加する(指定したシートの手前)
次は先頭にシートを追加する方法についてです。
「Worksheets.Add」メソッドの引数に「Before:=対象のシート」を付けることで指定したシートの手前にシートを挿入することができます。
Worksheets.Add Before:=Worksheets(1)
「Worksheets(1)」で1つ目のシートを指定しているので、下のコードを実行すると1つ目のシートの手前(つまり先頭)にシートを追加することができます。
'1つ目のシートの手前に追加する
Worksheets.Add Before:=Worksheets(1)
コードを実行したイメージです。
「Sheet1」~「Sheet3」の3つのシートがある状態で実行してみます。
マクロを実行すると「Sheet1」の手前に「Sheet4」が挿入されました。
特定のシートの手前に挿入したい場合はWorksheet(“シート名”)でシート名を指定してください。
Worksheets.Add Before:=Worksheets(“シート名“)
シートの末尾に追加(指定したシートのうしろ)
次はシートの末尾に新規シートを挿入したい場合についてです。
「Worksheets.Add」メソッドの引数に「After:=対象のシート」を付けることで指定したシートの手前にシートを挿入することができます。
末尾に追加したい場合はシートが何個あるかを数えて、最後のシートのうしろ「After」にシートを追加します。
シートの数をカウントする
Worksheets(Worksheets.Count)
'末尾にシート追加
Worksheets().Add After:=Worksheets(Worksheets.Count)
マクロの実行前と実行後のイメージ。
「Sheet1」~「Sheet3」の3つのシートがある状態で実行すると4つ目(末尾)に「Sheet4」が追加されました。
特定のシートのうしろに挿入したい場合はWorksheet(“シート名”)でシート名を指定してください。
Worksheets.Add After:=Worksheets(“シート名”)
追加したシート名の変更
追加したシートのシート名を変更する方法です。
シートを追加すると追加したシートがアクティブ(表示された)状態になります。
なのでアクティブシートの名前を変更を行ってシート名を変更します。
ActiveSheet.Name = “追加したシート”
シートを追加した直後にシート名を変更していきます。
'末尾に追加
Worksheets().Add After:=Worksheets(Worksheets.Count)
'追加したシートの名前を変更
ActiveSheet.Name = "追加したシート"
下のイメージでは末尾にシート追加をして「Sheet4」が作成されますが、すぐに名前を変更しているのでシート名が「追加したシート」になっています。
※コードのコピー利用について
・コードのコピーは自由におこなっていただけます。
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